神経は圧迫されると痛みが出ると信じられてきました。
神経を圧迫をしている箇所を画像で見て説得しやすいからでしょう。
ところが神経を圧迫している箇所と痛みが起こっている箇所が必ずしも一致しないというのは当たり前のように多くあることです。
腰痛の85%は原因が特定できないと発表された日本整形外科学会の「腰痛診療ガイドライン2012」は多くの人に知られています。
椎間板ヘルニアなどは腰痛の原因ではないのでは無いかという整形外科学会の中でも考え方が変わってきているので、その原因不明のものはストレスや脳が痛みを勘違いしていると言われるようになりました。
背骨コンディショニングでは原因のほとんどが
神経が引っ張られていることにより伝達異常を起こしているために痛みを
感じているのではないかと考えています。これが神経牽引説です。
背骨から神経がでているために、背骨の位置がズレることで、背骨のズレた方向と引っ張られる神経の方向がほぼ一致するので、恐らく間違いのでは無いかと考えています。
この説から背骨のズレを戻すことで今までの症例を見ていくと原因不明と言われていた症状もかなりの確率で解決方法が見つかっているのです。
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