腰痛の85%は原因不明
これは日本腰痛学会と日本整形外科学会が監修している腰痛診療ガイドライン2013に書かれています。
この話は20年以上前からありましたが、国内ではまだまだ腰痛の治療といえばヘルニアを取り除いたりする治療が主流でしたでもそれはあまり改善率が
高くないということは前々から言われていました。
そこでこの指針は画期的で実は原因特定できないものが85%もあるのですと記されちょっとした論争になっています。これまでも腰痛の原因はさまざまな
理由が考えられています。
椎間板ヘルニアだったり、脊柱管狭窄症だったり、はたまた年のせいと言われたり、すべり症や分離症、反り腰が原因とされる人も、筋肉のコリや、腸腰筋の緊張、精神的なストレス脳の勘違いなどなど。
でも本当はまったく別に原因があったとしたらどうでしょうか?
要するに腰痛の原因がはっきりしていなかったということなのではないでしょうか?
例えば神経がおかしくなることの原因が圧迫でなくけん引によるものだったとしたら
圧迫を取り除くための手術ってそもそもなんですか?ということになります。
椎間板ヘルニアの手術は神経の圧迫を取り除いてくるのです。
実際にはヘルニアを取り除いても症状が治らない人が多くいます。
背骨コンディショニングでは明らかな答えを見出しました。
それは、神経は押しつぶされて痛いのであれば、引っ張られても痛いのではないか?
神経けん引理論です。これは文字に書くと新しい理論のひとつです。今まで考えられていなかったとても重要な発見です。背骨がずれているので、神経が引っ張られ痛みが出ている。
また背骨がずれて一方向にのみ圧が加わり、ヘルニアが出ると考えます。
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