猫背になると肩が内旋して腱、筋肉、神経が引っ張られ、神経の伝導異常が起き、肩周囲の筋肉、鍵、神経が硬くなり、循環が悪くなり、肩関節の滑液が不足します。その状態でいつも動かさない角度から力が加わると腱、筋肉、神経を痛めたり、関節内で炎症が引き起きたり、硬くなった筋肉を伸ばされる時に痛みが出ます。
根本原因が猫背という姿勢ならどうして猫背になるのでしょうか?
①パソコン、スマホをして長時間背中を丸くしている。
②背筋が弱いので重力に引っ張られている。
③仙骨が後方にずれて、代償姿勢をとっている。
ですから、肩関節だけをゆるめるのではなく、固まった背骨をゆるめ、正しい位置に矯正し、ゆがまないように筋トレするのです。
猫背の人は間違いなく、神経伝導の異常により、大胸筋、小胸筋、三角筋、僧帽筋、棘下筋、棘上筋、小円筋、大円筋、広背筋、肩甲下筋、烏口腕筋が硬くなり、押さえると痛みが出ます。
院内の矯正だけでなく、普段の過ごし方、生活習慣を見直し、積極的にゆるめる、矯正する運動、筋力を向上させる運動が必要なのです。
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